Kizam 

Kizamが生まれたわけ

 

ストーンペーパーブランド”Kizam”のブランド名は「石に刻む」から由来しています。

 

ITが進化した今、容易にSNSを利用し想いや考えを発信できるようになってきました。

 

しかし、容易に時間をかけず発信できるからこそ、発信する内容や重みが軽薄になることも多いです。

 

本来は深く考えて発言しなければならないことや書かなければならないことがあるにも関わらず、安易に発信してしまい、様々なトラブルが発生することもしばしば見受けられます。

 

さらに”Kizam”が誕生するにあたり、一番重要視したのが「書く」ことの消滅への危惧です。

 

ジョージ・オーウェルの著書に「1984年」があります(ジョージ・オーウェルについてはこちら)。

 

1947年に彼は先述の「1984年」という小説を著しましたが、その文中のなかでいくつかの言葉が出てきます。

 

戦争は平和なり

従属は自由なり

無知は力なり

 

まったく相反する二つの言葉が、1984年という小説の世界の中では、スローガンでは当たり前に唱和されています。

 

これは、「ダブルシンク(二重思考)」と呼ばれています。

 

ジョージ・オーウェルは、1903年~1950年の短い間を生きました。

 

それは、ちょうど第二次世界大戦前中後です。

 

その時代の中で、彼は未来の1984年の世界を描いたのでしょう。

 

さてもうひとつ。

 

1984年では、「ニュースピーク(新語法)」という考え方も出てきます。

 

例えば、「白の反対は??」と聞かれると、多分あなたは「黒」と答えるでしょう。

 

しかし、ニュースピークでは「白の反対は?」と聞かれると、あなたは「白では無い」と答えるのです。

 

実は、これで「黒」という言葉がひとつ無くなることになります。

 

「言葉が無くなっていく」

 

1984年という小説の有名なフレーズがあります。

 

2足す2は5である(2+2=5、Two plus two makes five)

 

この小説を象徴するフレーズの一つです。スミス(主人公)は当初、党が精神や思考、個人の経験や客観的事実まで支配するということに嫌悪を感じて(「おしまいには党が2足す2は5だと発表すれば、自分もそれを信じざるを得なくなるのだろう」)、自分のノートに「自由とは、2足す2は4だと言える自由だ。それが認められるなら、他のこともすべて認められる」と書く。後に愛情省でオブライエンに二重思考の必要性を説かれ拷問を受け、最終的にはスミスも犯罪中止と二重思考を使い、「2足す2は5である、もしくは3にも、同時に4と5にもなりうる」ということを信じ込むことができるようになる。